恐怖体験その3「正直すぎる客.亜種」
<八戸発、七色百面相千変万化プラザ小中野ブログへようこそ!>
「給料日だから今夜はご馳走」じゃなくて「給料日前だけど今月は余裕あるから今夜はご馳走」にしなさい!
どうも、せいはちクンです
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商売柄、いろんな商品を展示していますもの、そりゃあ壊される事もしばしば
本題に入る前に、その時の双方の行動をお伝えしておかなければなりません
まずは私共のとる行動でございます
・破壊音が小さい場合、すぐには動き出さずお客様を信じて静観します
・破壊音が大きい場合、これは吊し上げという意味合いではなく、あくまでもお客様が危険な状態にあるかもしれない、という心配があるため急いで現場に向かいます
次に、商品を壊したお客様のとる行動とその割合でございます
・逃げる 80%
・壊した物を物陰に隠してから逃げる 15%
・謝りに来る 5%
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ドグシャ!
突如店内に鳴り響いた鈍い音
(また何か壊されたな?)
微動だにせず視線だけをその方向へ送る
(さあ、どう出る?)
客「すいません…落として壊しちゃいました」
(すぐ謝りに来るとは感心感心。壊したのは780円の額か…まあ大目に見てやるか)
私「お代はいいですから。今後気を付けて下さいね」
客「すいません…」
(少し甘かったか?いや、でもわざとじゃないし謝りに来てくれたぶん良しとしよう)
数分後
先程のお客さんが商品を手にレジへ
(商品を壊したのに何も買わないで帰るのは流石に気が引けたのかな?感心感心)
客「これ、安くなりませんか?」
客「これ、安くなりませんか?」
客「これ、安くなりませんか?」
客「これ、安くなりませんか?」
客「これ、安くなりませんか?」
ぎ、ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁおぁぁおぁあぁぁぁあぁぁ!!!
商品を壊しておきながらのこの言動!
な、なんという不合理!
それも、この状況に代わる例えが思い浮かばないほどの!
…… ……… ………… ……… …… ……………… …… …
もちろん値引きには応じませんでした…
そのかわりと言ってはなんですが、その言動が如何に非常識なものであるかを、切々と説いて差し上げました…
壊す、謝る、値切るの3コンボ…
ああ…なんて恐ろしい…
……
……
壊れ物を扱う商売をしているそこのあなた…
あなたの身にも起こりうる事ですので十分にお気を付けくださいませ…
それではまた…